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2012年10月24日 (水)

四万十川ウルトラマラソン~当日編~

四万十川ウルトラマラソン
当日編行きます。

朝、というか丑三つ時の深夜2時50分起床。
結局2時間眠れたかどうかと言う感じ。
N羽さんもウトウト眠っては起きてを繰り返していて
あまり眠れていないみたい。

ウェアに着替えて準備をする。
朝食はコンビニで調達したおにぎり3つと野菜ジュース

そして超早朝にも関わらず、
各部屋を回って差し入れしてくれた
民宿のおばちゃんからのバナナ。

食べすぎな位だけど、
ウルトラはお腹一杯位が丁度いい。

4時前の循環バスでスタート地点の
蕨岡中学校へ向かう
寒くて気温差のせいか、
朝靄がすごくて周囲は白く霞んでいました。

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会場到着。
松明で周囲を照らしてくれています。

ここも朝靄がすごくて真っ白な中、
多くのボランティアさんが働いてくれていました。

女子更衣室は屋内。
温かくて幸せ☆

N羽さんと一緒に準備をしていると、
昨日ご一緒したY村さんを発見!

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記念撮影♪
因みに撮影して下さった
Y村さんのお友達も北海道の方でした!

今回、北海道からは全部で12名の
参加者がいるとのこと(ALL100キロ参加)
因みに岩手を除く全都道府県からの参加者が
居たそうです。スゴイですね!

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開会式の様子は屋内で聞いてから、
荷物を預けに外に戻る。

走る前にスポドリ提供コーナーがあったので、
喉に渇きを覚えていた私は
有り難く頂きました。

ボランティアの中学生女子に
何時から何時までボランティアしてるの?
と聞いたら、
3時半から18時までとのこと。
頭が下がります。

朝早くから遅い時間まで有難うね!
と声を掛けてスタート地点へ向かう。

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スタート地点の近くでは
太鼓を鳴らしてくれています。
気合が入るね。

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ほぼ中央付近に陣取ってスタートを待つ。
今日はARESもMAX充電してきたし、
5分前にGPSもしっかり作動させて
スタートを待ちました。

ピストルと共に拍手でそろそろとスタート!
ゲート通過までは1分近く掛かりました。

こんな早朝なのに多くの応援が居てくれます。
多くのスタッフさんから行ってらっしゃいの
声を掛けていただきました。

皆さんにありがとう!行ってきます
と声を掛けながらゆっくり走り始めました。

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真っ暗闇の中、走るので、
歩道沿いにろうそくの火を灯してくれています。
「この先1.5キロ続いていますー!」
とボランティアの方の声

1.5キロ?!
それをひたすら灯して準備したことを考えると
また頭が下がりました。

そして、ろうそくだけではなく、
スタッフの方の車や地元の電気会社の車が
100~200メートル間隔で、
ライトを点してくれています。
ランナーの足元がちゃんと見えるように。

それだけで感動してしまいました。

10キロ付近から上りと聞いていたけど、
はっきり言ってスタート地点から緩やかな
上り坂がずっと続いていると言っても
過言では無いコースでした。

最初はキロ6半~50秒位で
進もうと思っていたんだけど、

前方にナイアガラのユニフォームを着た男性を発見!
北海道だぁ!と思って追いついて
声を掛けて見ました。

ウルトラは何回も走っていて
四万十も初めてではないとのこと。

10時間台で行く予定らしいので
私はこのペースには着いていけないなぁ
と思っていたけど、走っていて辛くないので、
キロ6分20秒ペースのまま会話を続けました。

すると後ろから昨日のテーブルでご一緒した
お兄様が声を掛けてきました!
3人で一緒にしばらくお喋りしながら並走。

エイドでパウチパックのスポドリを渡され
仕方ないので持ったまま走る違和感。
コレどうすればいいんですかね?
とみんなで突っ込みながら走りました。

ふみが
「10キロ~20キロの上り坂はキロ10で行く計算です」
と言ったら、経験者の2人から
「それはないない!!遅すぎるよ!」
と口を揃えて突っ込まれ&笑われました。
えー。

そしてこの先の上りより、
50キロ過ぎの上りの方が疲れている分
キツく感じるよ。
あの上りは完走したければ歩くことだね
とアドバイスされました。

ここでサロマの後半でN野さんと一緒に
声を掛けた大阪のカニとクマモンの
被り物をしたお兄さん発見!
すかさずサロマでお会いしたカニさんですよね。
と声を掛ける。

今年の萩往還250キロ完走したので
スパルタスロン参加資格取得したし
行っちゃおうかな~
と言ってました。スゴイなぁ。

そんな速い人が何でこんな位置にいるんですか?!
とツッ込んだところ、
山がキライなので、この先の
山を越えてからスタートにしようと思って
とのこと。妙に納得。

カニさんとナイアさんが先にスタスタ走って行き、
香川のお兄さんとふみが一緒に走っていたけど、
ふみの靴紐が解けたので直している間に
距離が開いてしまいました。

ペース速かったからここで仕切りなおしで
マイペースで行こうかな。

だんだん夜が明けてきて
東山魁夷の世界のような
山の景色が開けてきました。

それはとても美しい。

この辺で千葉ゼッケンの方から
「北海道なんですね。僕も北広島出身なんですよ」
と声を掛けられる。
北海道にゆかりのある人もいっぱいいるんだな。
お互い笑顔でエールを送って抜いてもらいました。


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確かに10キロ過ぎから傾斜がややキツくなってきました。
でも、ウルチャレよりも激しくない。
例えるなら小金湯までの石山レベル。

でも最後の方は流石にキツくて
笑われたキロ10レベルに近い時間掛かって
坂を上りました。

前半だけど歩く人も多数。
ふみは上りはがんばる。下りは無理しない。
を目標にしていたので上りはがんばりました。
宮の森のパン屋の坂よりキツくないゼ!

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21キロの頂上を越えたところの
エイドを過ぎた地点で記念撮影♪
一先ず懸念していた山を登りきりました。

余りにも脚が疲れたのでストレッチ入れたり
エイドでスプレー(持参品)したり。

エイドで食べ物が出始めたけど、
まだ胃で消化されきってなくて
気持ち悪いくらいだったのでパス。
若干吐きながら走っていた前半でした。

下りは無理しないようにちょこちょこと。
歩幅を短くして膝上に負担が掛からないよう
階段を駆け下りる要領で
ゆっくり目に走っていました。
上りよりも下りの方が急な坂。
本当に気をつけないと脚をヤラレそうです。

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頂上付近はとてもいい眺め♪
よくここまで登ってきたなぁ。

キロ7半くらいでゆっくり降りていると
後ろから
カッ!コッ!カッ!コッ!
という下駄の音がっ!
カランコロンなんて可愛い音ではなく
ものすごい音を立てて駆け下りてきます。

下駄キターーーー!
と振返ると
「坊ちゃん」の札を下げた若いお兄さん。

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撮影に協力して止まってくれました。

最後まで下駄で走るの?と聞いたら
そうですとの回答。
このまま軽快に降りて行きました。

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工事中の看板も
四万十川ウルトラを応援してくれています。
しかも1枚1枚すべて文言が違っていてウケた!

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看板の通り、
32キロ付近から四万十川と合流。
確かにキレイな川です。

ゆるい下りが続くので、
脚の疲れも取れてきて
キロ6半~40位でずっと軽快に走りました。

胃の調子も落ち着いてきたし、
ちょこちょこエイドで食べ物も取り始めました。
エイドの水(海洋深層水)が美味しくて幸せ。

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川沿いに続くみずいろの旗。
四万十川を見て
「NGU!」を思い出す。


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各地区では、こうやって
横断幕で歓迎してくれました。

50キロ付近で脚の疲れが強くなってきたので
ロキソニンターイム!
一人掛け声をしてエイドでがりがりごっくん。

気合が入ったところで先に進むと、
一つ目の沈下橋「半家沈下橋」が!

撮影ポイントキター!
とまた一人で盛り上がって記念撮影。

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意外と道幅もあり、
ぜんぜん怖くなかったです♪

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この景色には感動。
青い空、緑の山々、白い石に、みずいろの川
すべてが自然の美しさで構成されています。

あぁ、これが私の見たかった景色だ。

味わうようにゆっくりと。
ここは橋を渡って折り返すコース。
折り返した瞬間の景色は最高でした。

50キロ過ぎからまたキツイ上りがあると聞いていたけど?
まだ出現しません。
いつだ?いつだ?と思いつつ進んでいると、
Y村さんが追いついてきました。

速いわね~
と言われたけど速くないですよ!
ちょっと前半飛ばし気味だっただけ。

54キロ付近からいきなり急勾配が。
例えるなら京都の宝ヶ池、ニセコマラソンフェスの前半、
曲がりくねった急坂はほぼ全員が歩いていました。

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ここは走るしかない!
誰も走っていない中、ぐんぐん進んでいると
「北海道がんばれー!」と歩いている
おっちゃんランナーから声援を送られる。

Y村さんに追いついたので、
「あとどれ位ですかね?」と聞くと
「左折したらすぐよ」
と言われたのでがんばったけど・・・
まだ坂続くやん!!!

折れてトイレに入り仕切りなおし。
流石にちょっと歩きも入れながら坂を越えました。

ストレッチを適時入れつつスプレー掛けつつ。
そんなのを延々繰り返していたら、
あっという間にスプレーは切れてしまいました。

携帯用サンプルじゃあ量が少ないのか・・・
まるごと1本持って走っている人も
割と多く見かけたけど納得です。
四万十はエイドに消炎スプレーが無いのですよ。

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60キロ手前にいるオカリナ奏者さん。
毎年オカリナを吹いてくれているとのこと。

ふみが通過する頃の曲は、
「また君に恋してる」でした。

撮影させて頂いて
有難うございます!とお礼を言って通過。
「また君に~♪恋してる~♪」と歌ってちょっと元気に。

62キロのカヌー館がレストステーション
ごはんもいっぱい。
預けていた荷物からサプリとジェルとスプレーと
ご褒美おやつの入った小袋を取り出す。

ポンチョは不要と判断し、戻す。
チョコのかかったクッキーは
25℃の暑さでドロドロに溶けていたので
何事もなかったかのように戻す。

因みにレストステーションには
サロマ同様、ウェアから靴まで一式全て預けたけど、
結局何も替えませんでした。
次回から検討必要?

エイドではおにぎりやらレモンやらを頂く。
豆腐の味噌汁が美味しかった!あと温かいお茶も!

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70キロ手前の岩間沈下橋。
これで沈下橋とはお別れです。
渡り切ったところから撮影。

基本、幌見峠のような山の中の狭い道で、
北海道なら絶対に熊出没注意の看板の出そうな山道
若しくはのどかな山里を走るコースがメインです。

ずっと晴れていて、風も無かったけど、
木陰があるので殆ど暑さは気になりませんでした。
何も無い一般道はちょっと直射日光が厳しかったけど、
全体的な距離はそんなに長く無かったし。

この辺は栗の産地でもあるらしく、
栗拾いラン敢行をしていたふみは
栗の木に素早く反応。
もう栗の実のなる季節は過ぎていましたが、
本当に栗の木が多かったです。

そして応援におばあちゃんが多いのは
何でだろう?と思って見たり。
おじいちゃんは亡くなってるのか、
それとも応援したがらないのか?
応援は兎に角女性が多いですね。

70キロまでは何とか普通に走れたけど、
その先がちょっと辛かった。
山郷の風景に飽きてきたり。
微妙にアップダウンが多いので、
それでやられて足が前に出なかったり。

サロマの時はN野さんとずーっとお喋りしていたので
気が紛れたけど、
今回はそういうパートナーも居ないしなぁ。

でも、沿道の応援だったり、
地元中学生の応援だったり
(中学生応援団りりしかった!)
励ましてくれるボランティアの方には
ありがとうの声を掛けて逆に元気をもらいました。

お手紙をくれた西土佐中学の子に
「この学校の子からお手紙もらったよアリガトね!」
と伝えることが出来たのも良かった。

キーボード演奏をしているお姉さんも居てくれて、
ふみが通った時の曲は
「負けないで」

辛い時のこの曲は本当に響く。
泣きそうになった。

お姉さんに有難うと言って手を振ると
ニッコリ笑って返してくれました。
涙が出そうです。でも負けないよ!!

私設エイドも幾つかあって、
2箇所でコーラ、1箇所ではラスト1個の
梨を頂きました。梨、小さい一片だったけど
瑞々しくて美味しかったなぁ。

ゼッケンにでかでかと都道府県が入っているので、
北海道という文字を見るだけでビックリされたり
声を掛けてくれたりすることが多く、
北海道で良かったなぁとちょっと思いました。

85キロ付近からメダリストアミノダイレクトが効いたのか?
急に元気が出てきてスピードアップ!
キロ7前半のペースで
周囲をグングン抜いて進みました。
このまま行けば12時間台行けるんじゃない?

60キロの部の人も抜き始めたし、
100キロの人も普通に歩いている人も
多くなって来ました。

関門はほぼ40分~1時間余裕を残して
クリアしていたので、
しかも後半に行くに連れて
関門の時間に余裕が出てきたので、
完走は間違いないと思い始めました。

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私設エイドで見たことのない
ヤクルトのような乳酸菌飲料を発見!
美味しく頂きました♪

辺りは少しずつ暗くなってきて、
ランナーにサイリウムが配られる。

早朝同様に、数100メートル毎に
車がライトで道を照らしてくれるようになりました。

しかし、残り5キロでまさかの大失速。

仕切り直しでトイレに入ったものの、
それ以降スピードガタ落ちで
全く足が前に出ず。
がんばってもキロ8後半~キロ9レベルにまで
落ちてしまいました。

おかえり~と声を掛けてもらうけど、
まだ先が長いよ・・・泣

暗闇の中、日が落ちて気温が下がっている中、
ずっと応援してくれる地元の方に
お礼を言いながら元気をもらうことの繰り返し。

ゴール手前の数キロは本当に沢山の
応援を頂き、ここでも泣きそうになりました。

残り1キロで噂の上り坂。
スピードは出ないけど、上れる元気はあったので、
周囲の人が歩く中、しっかりと走る。

「あとどれ位続くんですか~?!」
とボランティアの方に聞くと、
300メートルくらい
と言われたので、
それ位なら、とそのまま走り続けました。

上りきったらあとは下って会場に向かうだけ。
多くの声援の中、学校に入り、
ゴールしよう

・・・と感動を覚えつつぼんやり思っていたら
空気を読まないおっさんが後ろから猛ダッシュ!

前のおじさんが今まさにゴールテープ切って
入ろうとしているのに~!
写真一人で写させてあげようよ。

仕方が無いのでイノシシダッシュするおじさまを
先にゴールさせてあげて待つこと数十秒。

ゴールテープの準備ができたようなので、
ゆっくりニッコリゴール!

13時間10分52秒の旅でした。

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中学生女子にメダルをかけてもらい、
RCチップを外してもらい、
記念撮影をお願いしました。

この後は、アイシングの氷をもらったり、
給食コーナーで温かいお茶をもらったり。

身体が冷えるので、
預けた荷物をもらってすぐに着替えブースへ。

荷物受け取りコーナーでは
昨日のテーブル囲んだ3人衆と再会!
皆さん無事にゴールしたようです。

W田さんは10時間ちょいでゴールしたって・・・
昨夜更に宿に戻ってからビール3缶空けたらしいですけど、
そんだけ飲んでそんだけ速いってどういうこと?!

更衣室では、朝お会いした北海道の女性とも再会でき、
また北海道でのお会いしましょうとお話しました。

寒いしおなかすいたので物販ブースへ
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四万十のり入りかすうどんを頂く。
温かいのが嬉しかった。

しかし、どうやら胃腸がやられている模様で
うどんのようなやさしいごはんでさえ
ちょっとおなかにツライ。

食べ終えてから速報掲示板を見て
J子さんも無事初100キロを完走したことに
安心し、帰りのバスに乗車。

皆さん足がバキバキで痛そうです。
ふみは頂いた氷でそのままずっとアイシングしていました。

宿に到着するも、
本来なら祝杯でも挙げたいところだけど、
いかんせん胃腸が不調。

お風呂の順番を待って、明日の帰り支度をして
N羽さんはアルコールで、
ふみは炭酸水で軽く乾杯!

2人とも前日寝てないのとレースの疲労感で
めちゃグッスリ眠りに付きました。



後日編に続きます。

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